なかなかどうして、この有様よ。

へたれ系PG/SEの技術系メモ+育児日記。

MacBook Air (11-inch, Mid 2011)のSSDを換装する。

メインマシンとして、MacBook Air (11-inch, Mid 2011)をずっと使っています。
もう5年くらいになるでしょうか。
で、その程度使うとどうしてもSSDの容量が足りなくなるわけで。
128GBだったのですが、もうそれもいっぱいいっぱいで「容量減らしてよ!(意訳)」とマシンに怒られまくるわけです。
起動速度や処理速度はそんなに気にならなかったので、使えるようにとなるべく減らしてもそんなに容量は減らない。。。
まだ使えるといいのにな、と思っている側としてはとても困った問題です。

で、色々と調べてみると、Transcend JetDriveを使ってSSDを換装出来る、とのこと。
今回はとりあえずほぼ倍にあたる240GBのものを購入し、SSD換装を行うことにしました。
※ただし、Appleの保証対象外になるので、行う場合は自己責任でお願いいたします。

全体でかかった時間は3時間くらいですかね。
内訳はだいたい以下の通りです。

  • SSDのフォーマット:5分程度
  • SSDへのマシンデータ復元:2時間半程度
  • SSDの換装:20分程度
  • マシンの動作確認:5分程度

また、Transcend JetDriveを購入する場合は、マシンと対応するSSDを選んで購入してください。
Amazonで調べると対応表がありますので、そちらと比較してください。
マシンの情報はメニューのリンゴマークから「このMacについて」を選択し、「概要」タブを選択すると確認できます。

手順1:交換するSSDをフォーマットする

まず、購入したTranscend JetDriveをフォーマットします。
基本的には封入されている手順書の通りに行えば問題ありません。

  1. 交換するSSDを付属のケースにセット。
    ※ドライバなどは付属しているのでそちらを利用してください。
  2. ケーブルを接続し、電源をオフしたMacBook Airに接続して、電源をオン。
    その際にcommand+Rキーを長押しし、ユーティリティ画面が起動するまで押下し続ける。
  3. ユーティリティ画面が起動したら、「ディスクユーティリティ」を選択する。
  4. サイドバーの「JetDrive Transcendを選択して、上部にある「消去」タブを選択する。
  5. SSDの名称を設定し、フォーマットとスキームを設定する。
  6. 設定したら「消去」ボタンを押下してフォーマットする。

これで、交換するSSDのフォーマットが完了です。

手順2:交換するSSDにマシンの内容を復元する

フォーマットが完了したら、今度はマシンの内容をSSDへ復元(コピー)します。

  1. メニューバーから「編集」を選択し、「復元」を選択する。
  2. ソースとして、「Macintosh HD」を選択する。
  3. 「復元」ボタンを押下して、復元を行う。

復元が完了すれば、これでSSD換装の準備は完了です。

手順3:SSDを換装する

交換するSSDへマシンのデータを復元(コピー)したら、今度はSSDを換装します。

  1. 交換するSSDをケースから外す。
  2. マシンの電源をオフし、電源ケーブルを抜く。
    ※通電すると危ないですからね。
  3. 裏返し、裏蓋のネジを付属のドライバで外す。
    全てのネジの内、長いネジ2本は幅の厚い部分のネジなので、間違えないようにする。
  4. マシンのSSDを留めているネジを外す。
  5. 壊さないように丁寧にマシンのSSDを取り外す。
  6. 交換するSSDをセットし、SSDを留めていたネジでSSDを固定する。
  7. 裏蓋を戻し、ネジで固定する。

これでSSDの換装は完了です。

手順4:マシンの動作確認を行う

これでマシンが動かなければ意味はないので、マシンがエラー等吐かないか確認します。

  1. 電源ケーブルを接続し、電源を入れる。
  2. 起動したらメニューのリンゴマークから「このMacについて」を選択し、「ストレージ」を確認します。
    ※起動していたら多分問題ないはずですが、こちらでストレージ容量等が認識されているか確認してください。

これでストレージ容量が正しく認識されていれば全ての作業は完了です。
お疲れ様でした。

これでまだしばらくはこのMacBook Airを使えそうです。